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インバウンドマーケティングとは - マーケティング入門 -

目次

    新年度がスタートして一ヶ月が経ちましたね。これをきっかけに、新しいことを始めてみたいと思う方も多いのではないでしょうか。あるいは、ジョブローテーションで今までとは異なる環境に身を置くことになった方もいるかもしれません。そこで今回は、知っておきたいマーケティングの基礎についてご紹介していきたいと思います。マーケティングに携わることになったが、そもそもマーケティングってどんなことをすればいいの?という方に、「マーケティングとは何か」をご案内していきます。


    マーケティングとは

    マーケティングとは、「企業及び他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら、公正な競争を通じて行う市場創造のための総合活動」と、日本マーケティング協会は定義しています。定義の文章は一見難しいですが、それほど難しく考える必要はないと思います。マーケティングは、お客様に自社の製品やサービスを「欲しい・利用したい」と思ってもらい、その意欲を購入・利用につなげていくという、いたってシンプルな流れの上に成り立っています。そこで、商品・サービスの認知度を向上させることや、購入を促すための施策を行うことこそ、マーケティングと言えるのではないでしょうか。

     

    マーケティングの方法について

    マーケティングと一括りに言っても、現在web業界においては様々な方法が用いられていることをご存知でしょうか。ここではその中でも、今後よく耳にするであろう「アウトバウンドマーケティング」と「インバウンドマーケティング」についてご紹介していきます。

    アウトバウンドマーケティング

    アウトバウンドマーケティングは、従来のマーケティングの方法として知られているものです。企業からお客様に対して、一方的に情報を発信するものがこれに該当します。

    【施策方法】

    • テレビやラジオなどのCM
    • 雑誌や新聞に掲載されている広告
    • テレマーケティング
    • ダイレクトメール(DM)

    【メリット】

    • 短期間で多くの消費者への訴求が可能

    【デメリット】

    • 一方通行であるがゆえに、見込み客を探すことが困難
    • テレマーケティングやダイレクトメールは、迷惑に思われることが多々ある

    インバウンドマーケティング

    インバウンドマーケティングは、お客様自らが情報を探して見つけるマーケティングの在り方です。自社の製品やサービスを「見つけてもらう」ことを目的としたマーケティングがこれに該当します。

    【施策方法】

    • ブログ
    • ビデオ・動画
    • ebook
    • ウェブサイト
    • SEO
    • ソーシャルメディア

    【メリット】

    • 消費者一人一人に最適化した情報を提供できる
    • 顧客化につながる、満足度が高い

    【デメリット】

    • 成果が出るまでに時間がかかる

    インバウンドマーケティングは、現代のユーザーニーズに合わせたマーケティングとして注目されています。顧客獲得をしたいと考えているのであれば、この「インバウンドマーケティング」を実施することが重要と言えるでしょう。

    インバウンドマーケティング例

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    それでは、このインバウンドマーケティング をさらに深掘りしていきましょう。マーケティングを行う際、どの方法を用いるかは、重要な選択事項です。どんなに優れた商品・サービスであったとしても、マーケティングの方法を誤ると期待以上の成果を得ることができないと考えられています。

    ユーザーが求めているものを「与える」から「見つけてもらう」

    現代はスマートフォンの普及に伴い、いつでもどこでも気軽にweb検索が可能になりました。お客様自身が、ブログやSNSなどの情報の中から、必要な情報だけを選べる時代。そんな時代に合ったマーケティングこそが「インバウンドマーケティング」です。実際にお客様の商品購入までの流れの一例を挙げてみましょう。

    ◇化粧品の購入を検討しているAさんの例

    1. 手持ちのスマートフォンで検索を開始
    2. いくつかのブログやwebサイトが表示され、気になったサイトを訪問
    3. レビューなどから気になった商品があったので、サンプル取り寄せのため、フォームから住所・電話番号・メールアドレスを送信
    4. 商品が到着。使用感を気に入ったので、届いていたメールから本商品を購入
    5. サイトのファンになり、商品をリピート購入することはもちろん、新商品の紹介ページなどにもアクセスをするようになる。

    通販で商品を購入するこの流れの中には、インバウンドマーケティングの手法がいくつも施されています。あなたはどれがインバウンドマーケティングであるか、気づくことはできたでしょうか。実は、上記の行動フローの2~5に記載されている「気になったサイトを訪問」したり、「サンプル取り寄せのため、フォームから住所・電話番号・メールアドレスを送信」したり、「届いていたメールから本商品を購入」したり、「商品のリピート購入」や「新商品の紹介ページにアクセス」することなどは全てインバウンドマーケティングに該当しています。お客様をコンバージョンに導くためには、「見つけてもらう」仕掛け作りをすることが重要となっていると言えるでしょう。

     

    インバウンドマーケティングツールを活用しよう

    ここまでマーケティング手法についてご説明をしてきました。ですが、いざ始めようにもどこから手を付けたら良いのか分からないという方も多いと思います。多種多様なマーケティングの方法があり、ひとつひとつツールを使い分けることは大変なことです。管理をするだけで手いっぱいになってしまうかもしれません。でもその悩みは、マーケティングオートメーションツールを導入することで解決へと導かれることでしょう。

    HubSpot(ハブスポット)

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    HubSpotはインバウンドマーケティングに必要な要素を全て一元化したプラットフォームです。マーケティング機能、セールス機能、顧客管理機能が統合されているので、初級マーケッターにもオススメのツールです。世界90カ国で23,000社以上が導入していると言う点でも安心してご利用いただけるでしょう。BtoB、BtoCどちらの企業でも適切にご利用いただけます。

    【機能】

    • リード管理(コンタクトユーザー)
    • オートメーション機能
    • SEO機能
    • CMS機能
    • ランディングページ作成機能
    • CTA作成機能
    • メール作成・管理機能
    • SNS投稿・管理機能
    • CRM連携機能
    • 分析機能

    当ブログの運営会社、株式会社パンセはHubSpotの正規認定パートナーです。インバウンドマーケティングを始めてみたいという方向けに、HubSpot導入支援はもちろん、導入後のサポートも行なっておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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    執筆者:Admin

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